今回は本の紹介ではない。
最近のマイブームの話。
私に能力があれば、小説にでも書きたいくらいに思ってるルドルフ・ディーゼルの事についてだ。
そう名前から分かると思うが、あのディーゼル・エンジンの発明者だ。
最初に興味をもったのは、20年ほど前、電気メーカー勤務時代にヤンマーディーゼルの尼崎工場の玄関ロビーで日本初のディーゼル・エンジンを見た時に始まる。
ディーゼルの波乱の生涯が兎に角興味深いのだ。私は、日本でより普及しているガソリン・エンジンより、本当はディーゼル・エンジンの方が優れたエンジンではないかと考えている。
彼の経歴自体色々面白いが、彼は熱力学でのカルノーサイクルを効率良くしたエンジンを発明し、その才能が最も輝き放ち始めた時期に、彼はイギリスの学会報告のため船旅している最中に謎の失踪事件を起こし、10日後に海で腐乱死体で見つかるという何ともミステリアスな事件での最期を遂げる。
私は英語は、辞書なしでもある程度は読めるが、ドイツ語は大学時代第二外国語として選択したものの、辞書なしではとても読めない。
とは言えディーゼルの生涯を日本語で詳しく書いた本は、なかなか見つからない。
非常にミステリアスで興味が惹きつけられるのに、参考本が入手できぬだけに、もどかしい!