出版された当時は、バブル景気がはじけた頃のせいか、結構ベストセラーだった記憶がある。
気にはなっていたが、今迄読まなかった。数日前『小説外務省』という本を読んだら、たまたまこの本について少し書かれた箇所があったので、あらためて興味を抱きブック・オフで108円で購入。
先程読み終えた。
内容的には、予想していた通りのものに近かったが、私自身の理想とも近く結構惹きつけられるものがあった。
また本阿弥光悦や彼の母と妻、良寛、池大雅、アシジの聖フランチェスコなど興味深く読み、もっと知りたく思った。
機会があれば、それらの人物の伝記なども読んでみたい。