by une_genzaburo
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私のブログをじっくり見ている人などはお気づきかもしれないが、私は竹中平蔵ファンである。小泉改革が行われる前から好きである。 だから小泉改革に対して私は、イラク、アフガン問題以外に関しては基本的に間違っていなかったと思っているし、今でも支持している。 竹中氏が改革中歴任した閣僚としての仕事は勿論ほぼ全て支持している。 小泉氏を継いで首相となった安倍氏、福田氏、麻生氏がもっとしっかりとリーダーシップを発揮して改革路線を継承していれば(中には小泉路線に本当は反対だったらしき人もいるが)、今頃は根本的に解決、もしくはその目途が立った問題が幾つもあったと思われ、非常に残念に思っている。 マスコミや評論家による、俗論(世の中が悪くなったのは小泉改革だと、悪い結果のほとんどを小泉改革に責任転換する、似非批評家が世に蔓延させた俗論:←私の意見)へ迎合するかのような小泉・竹中批判には飽き飽きしている。デマゴーグの時代と言うのは、確かに現代のことであろう。 さてこの本だが、経済関係の本ではなく、勉強の仕方について、自分の実践の中で培ってきたことから得た 経験などを通して伝授してくれるという本だ。 マトリックス(座標軸)で、自分の勉強すべき事を考えるという考えは、単純な発想だが、なるほどと思わせた。 竹中氏は、勉強には2つの方向性があるという。1つは人生を戦い抜く武器としての勉強、もう1つは人間力を鍛えるための勉強である。またこの2つの方向性と同時に、目標点の「到達点」があるかどうか、すなわち天井があるかどうか、の軸もあるという。 この中で、「人間力は人と人を結ぶ知」ともいえる。 これらから自分に必要な勉強というものを、マトリクスで考えると、横軸として「武器」としての勉強、と「人と人を結ぶ知」としての勉強を設定、また縦軸として天井がある勉強か、ない勉強か、設定することが出来る。これらから2行2列の表を作り、たとえば自分の勉強方法を客観的に分析することが出来る訳だ。 このマトリクスにより分けられた4つの各々の枠を見ると、A)「武器」かつ「天井のある勉強」は資格試験、入学試験などの記憶勉強となり、B)「武器」かつ「天井のない勉強」は、どこまで学んでも極めきれないもの、たとえば英会話、経済学などの勉強となる。 C)「人と人を結ぶ知」かつ「天井のある勉強」は、各種趣味的ライセンスや趣味関係の検定など趣味勉強、D)「人と人を結ぶ知」かつ「天井のない勉強」、教養や人間力などを高める勉強、たとえば古典、音楽など、ということになる。 ちなみに私の勉強は、人生を戦い抜く武器としての勉強は、ほとんどしていない。この竹中氏のマトリクスの説明で言うと、「人と人を結ぶ知」の勉強(CとD)のみ。自己分析してみて、図星を突かれた感じだ。 我家業は現状、超不況なので学校へなど通ったり、通信教育をする余裕はあまりない。仕事関係の本も、いつ辞めるかわからない商売だけに、今将来を見据えて、「武器」として、何を勉強すべきかじっくりと検討を要すが、一応今の仕事(技術・修理)関係の勉強や英語など語学勉強は独学でもいいからもっと勉強すべきだろう。 書評など長年続けてきたが、実は最近本格的な勉強をしたいと切に思っている。数日で読める本などではなく、大学時代取組んだ本格的な学術書等でもう一度勉強したいという気持ちが無性に強くなったのだ。高い本は買えないが、大学時代の本など専門書は結構あるし、近くの図書館へ行ってもある程度の専門書もある。 これを契機に長期的計画を練り、本格的な勉強をしようかと考えている。 竹中氏は、物事を極めるのは結局不断の努力をするしかないし、また勉強し続けるには「努力ができる人間」になることが大前提と指摘。松井秀喜の座右の銘「努力できることが才能である」を挙げている。努力を持続するために夢に向かっての「強い意志」、また自分を奮い立たせる「自分はできる」と思いこむ事が、非常に重要だという。 ノボセるのもマズイが、自己暗示は確かに必要だろう。 この本の中で竹中氏は、ある電機メーカーの工場の標語で「夢見ながら耕すヒトになれ」という言葉を紹介している。いい言葉だ。自分の心性にぴったりときた。 変化が激しい現代社会、勉強すべき知識も色々変化していく。人はこのような潮流の中で、時代に速く対応しようと耳学問に頼りがちだが、竹中氏は、物事の本質は、必ず自分で読んで書いてモノにしないと習得できないと指摘。急がば回れをまた肝に銘じた。 コツコツやることばかりで現代人には嫌われそうだが、私自身は自分をコツコツやること位しか才能が無い人間だと思っているので、非常に勇気づけられた。 竹中氏は言う「コツコツ積み重ねた努力は、なかなか成果が出来なくとも、非連続的にある日突然実る」と言う。私自身は、まだ強く実感できるような体験は無いが、この言葉を信じ、コツコツ勉強を続けたい。 この本には、実は六章ある章ごとに、色々な勉強法の極意が出てくる。それぞれの章の最初の2頁で、その極意の箇条書で示し、使いやすいようになっている。 私も、よく見る本棚に入れて、時々参考にしていく心算だ。 お薦めの一冊です。 ←ランキングに参加しています。
by une_genzaburo
| 2010-10-31 08:45
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