これは、
今日のお昼にこのブログで紹介した(前記事)の『なるほどナットク!TCP/IPがわかる本』の関連で、続けて読んだものだ。平成元年に発刊された本で、つまりもう20年も前の本だ。その当時、私は某大手電気メーカーに勤めて間もない頃で、仕事の参考というか勉強のため買った本だ。
なぜこんな古い本を読んだかと言うと、確かこの本にも伝送制御手順など載っていたなと思い出し、関連内容を読むことによって知識が深まればと考えて事だ。勿論、通信回線や通信方式などについても載っている。実は、これを読むのは今回で3回目だ。以前2回読んだ時は非常に難しく感じ、またかなり得るところがあった満足感を抱いた。
今回はどうかというと、過去2回も読んだ本だが、内容は殆ど忘れていた。さすがに今回はかなり簡単に感じられた。実際4時間ほどで一気に読めた。ただ読んで虚しい気にさせられた。
普通なら復習して再度多少参考になる箇所があれば、喜ぶべきだが、
今となっては内容があまりにも古すぎる。
『なるほどナットク!…』は今でも殆どの内容が役に立つが、
さすがにこの『図解データー…』は…用語も古いし(同じ事柄でも現在と違う名前のものもある)、もう殆ど用いられていない方式や機器などが出てきたりして兎に角内容が古すぎる。現在でも十分通用する内容は、基本的なネットワークの形など一部分である。こういうもの学ぶのはせいぜいデーター通信史的な意味しかないように思う。
私は、一応今回も最初から最後まで読んだが、この分野に興味のある人が、この本を敢えて読む必要はない。
今回はこの本は薦めない。
よって今回は、紹介文はもうこの辺りでやめて置く。